yoga asana について

アサナ(asana)という言葉はサンスクリット語で
「座る」という意味の動詞”アース”からきているもので、
日本語にすると、姿勢・座るという言葉になります。
(アシュタンガヨガの8つの概念のヤマ・ニヤマに続く3番目がASANAです。)

アサナには840万種類のポーズがあるといわれています。
ヨガのポーズの84のうち有益なポーズは32種類あるのだそうです。

アサナは本来、瞑想を主とするヨギ(ヨガ修行者)が
座ることが基本だったことから、
長い時間心地よく安定した姿勢を保つために考えられ、
その練習によって発展してきたものです。

発展していく過程で当初の「瞑想のための安定した姿勢を保つ」
こと以上にアサナはからだのさまざまな部分にはたらきかけ、
特に内臓器官を刺激したり調整したり、ホルモンバランスを整えたり
関節が柔軟になったりまた、、リンパの流れがよくなり体の免疫機能が向上して、
身体が活性化する体内の生理機能を調整することができるとわかってきました。

ヨガのアーサナには、動物の名前がつけられていることが多くあります。 
ヨギたちが動物の動きを観察することにより、どのように彼ら動物たちが、
周りの環境や自身の体と調和させて生きているかを理解したからです。

 動物の動きを真似ることで、健康を維持することができ、
そして自然に対応することができることがわかったのです

いろいろなアサナがありますが、
どのアサナでもゆっくりとした深い呼吸を行いながら
身体を一定の形に保つことにより
動く瞑想状態を築くのが目的です。

また、体がコントロールできれば
心もコントロールできるという観点もあります。

アシュタンガヨガのアサナは呼吸と動きを連動させ、ウジャイ呼吸
という独特の胸式呼吸を用いて行う非常にパワフルなヨガです。

ヨガのアサナを行うことは
アサナの完成形にこだわることではなく
自分の身体と対話し、今日の自分の身体を感じること。
と、聞いてそれを理解した時には・・・。
実際に自分が動きながら、
完成系のポーズにこだわって呼吸に意識が向いてなかったことや
無理やり力任せに動こうとしていたこと
完成系ができた!と勘違いしていたこと、などを思い出しました。、

今までとは意識が変わってくると、思い出されるということばになりました。

最近では、ポーズをとったときに自分の意識を身体のどの部分にに向けるか
伸びを感じているか、無理をしていないか・・・など、今までよりも内観できるようになった気がします。

呼吸と動作・意識を連動させることで楽にポーズが取れることも経験しました。

アサナを行うことで、自分の中で起こる引っ張り合ってる感覚
バランスをとってる感覚

良い指導者に導かれてアサナを練習することでやっと理解できることのように思います。

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